『裏まで楽しむ!大相撲 行司・呼出・床山のことまでよくわかる!』

2017年9月8日、ある一冊の本が世に放たれました。『裏まで楽しむ!大相撲 行司・呼出・床山のことまでよくわかる!』。

この本を企画・制作したのは、編集プロダクション、ダグハウス。つまり、おすもうさん.comを運営しているわたしたち。料理や健康、生け花、風水など、ふだんは女性向けの実用書をメインに制作しています。正直、お相撲に関しては〝ド〟素人の私たちが、どうして相撲本を作ろうと思ったのか…… それは「相撲が好き!!!」という一途な思いからです。

今回この本を制作するにあたって、いろいろな方に本当に本当にお世話になりました。特に本書は裏方さんにもスポットライトを当てています。そのため、ふだんは入れないバックヤードや、裏方さんのお稽古の様子など、さまざまなところに取材に行かせていただきました。本書には書ききれなかった取材の裏話をここで少しお話ししま~す!

行司さん取材

五月場所後の某日、国技館地下の行司部屋で行われた「相撲字教習」を取材。十両格行司・木村吉二郎さんが案内してくださいました。大広間の奥には、熱心に相撲字の練習に励んでいる若手の行司さんたち。傍では兄弟子の方たちが丁寧にご指導されています。こうして伝統の相撲字は受け継がれていくのですね……(感心)。

吉二郎さんに、相撲字を書くための筆も見せていただきました。その筆、購入するお店も決まっているそう。また貴重な板番付や巻、さらに本場所アナウンスで使用するアンチョコカード(しこ名や出身地などが書かれている)なども拝見! 感動~!
吉二郎さんにはこの日も、そしてこのあとも、とことんお話を伺う機会を頂戴しました。何時間もお付き合いいただき本当に感謝しかありません。

呼出さん取材

五月場所の土俵築、第一日目を取材。国技館は、本場所のときとは違ううす暗いロビー。
扉の向こうでは、呼出さんたちが土俵を崩す作業を行っています。ここで土俵築の責任者、三役呼出・志朗さんにご挨拶。オレンジのTシャツがまぶしい~! 実直でお優しいお人柄で、緊張していた私たちの心もほぐれました。土俵築のあれこれ、さらにご自身の入門の経緯などを語っていただきました。

夕方前に土俵築の作業は終了。西側の外通路で志朗さんにお話を伺っていると、作業着から私服に着替えて帰路につく呼出さんたちが、次々に横を通ります。みなさんのパリっとした素敵なファッションといったら! かっこいい~!! 私服はデキる男なスーツ姿、仕事では裁付袴……このギャップにときめかずにいられましょうか。

五月場所後には、三役呼出・克之さんにお会いし、入門の経緯から、呼出さんの仕事内容まで事細かに教えていただきました。さらには克之さんのお好きな音楽、動物にまで話は及び、私たちも前のめりになってお話を伺いました。呼出さんの出勤ファッションがスーツと決められていなかったころ、Gパン+ブーツで出勤したのは克之さんが初めてだった、という貴重なお話も!

床山さん取材

これまた五月場所後の某日、国技館の西仕度部屋で行われた床山さんの講習会を見学させていただきました。この日は二所ノ関一門、貴乃花一門の床山さんが集まり、大銀杏を結う講習会が開かれていました。案内してくださったのは、一等床山・床門さんです。この日、初対面の床門さん。名鑑の御写真からは「繊細な気難しい方かな…」という印象を受けましたが、とても気さく! いい意味で裏切られました。私たちの根ほり葉ほりの質問にも気軽に答えてくださり、知りたいことがいろいろ解決しました。

講習会では幕下以下の力士2名がモデルに。「何度も髪を引っ張られて結構痛いんですよ」と床門さん。見えざる苦労がいろいろあるのですね……。

2時間ぐらいの取材を終え家に帰ると、なんと私の髪からオーミすき油の香りが!油に触れてもいないのに!でも、うれしい!オーミすき油の香りって、思った以上に残るのですね~。

まだまだこぼれ話は山ほどあるのですが、それはまた別の機会に。

本書では、取材でお世話になった呼出・克之さん、床山・床門さん、行司・木村吉二郎さん、呼出・啓輔さんによるスペシャル座談会も収録!

表から裏まで、すべてがわかる1冊となっています。現地観戦にも、テレビ桟敷にも役立つニュータイプのガイドブックとして、お使いください。

『裏まで楽しむ!大相撲 行司・呼出・床山のことまでよくわかる!』
(KADOKAWA)
ダグハウス編

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