スナック玉ちゃんで 相撲談義!その② 玉ちゃん×把瑠都

記念すべき「おすもうさん」特集第一弾は、元大関・把瑠都さんを、好角家で知られる浅草キッド・玉袋筋太郎(玉ちゃん)さんがオーナーをつとめる「スナック玉ちゃん」にお招きして、相撲のことをいろいろ語っていただきました。そのはテレビ中継のおすすめ観戦法です!

ネットやラジオをテレビと併用してチェック

把瑠都-玉さん、ふだんはテレビで相撲見てるんですか?

玉ちゃん-ネットと併用して見てたりするね。スポナビとか、#sumoでツイッター検索したり。あと、力士の年鑑的な本とか見てる。大相撲アプリも入ってるよ。もちろん、タニマチ(大相撲アプリの有料会員名称)。見逃したときはこれでチェックしたりする程度だけどね。

把瑠都-家で見てるときも飲んでるんですか?

玉ちゃん-うん、飲んでるね。でも考えてみたら、うちのじいちゃんもそうだったんだよ。膝の上にオレをのせてさ。酒飲みながら相撲見て、6時で終わったらぱっと風呂入って寝ちゃうっていう。あのサイクルがね、オレも最近できつつあるんだよね。いっときさ、若いころは相撲の間とかが耐えられなくなったときがあったけど、今は逆にあの間がいいよね。そんで、オレはやっぱり飲みながら見るのが一番いい。カミさんなんかには「もう始めんの!」って言われちゃうけどね(笑)。

把瑠都-何時から飲み始めるんですか?

玉ちゃん-まぁ、3時半くらいかな。それでも2時間半だからね。あとは、見方としては、テレビ見ながら音声はラジオにするとかさ。それもおもしろいね。ラジオって見えない人に伝えようとするから、解説も細かいし、勉強になるよ。

把瑠都-ラジオといえば、タクシーの運転手さんはいつもラジオだから顔とかわからないみたいでね、タクシーに乗ったら、よく「どこ出身?」 っ聞かれるんですけど、エストニアって言ったら、「おーそこ出身のすもうとりおったね。把瑠都っていってさ」って言われるんですよ。だから「あ~、いますね~っ」て合わせておくんです。そしたら、ずっと把瑠都のいいことも悪いこともしゃべって、「そうなのぉ」って聞いとく。正体は言わないです。聞くだけ聞いて(笑)。

玉ちゃん-把瑠都さんも人が悪いや!(笑)

テレビ界にも「相撲バブル」がきてるね

把瑠都-でもやっぱり、テレビで見るのが一番ね。玉さん、好きな解説者とかいるんですか? 北の富士さん?

玉ちゃん-そうね。好きだね~。オレ、叩き上げの力士って好きなんだけど、北の富士さんも好きだと思うんだよね。輝とかさ、中卒力士好きだよねー。あと、好き嫌いは別として、貴乃花親方出てきたときはドキドキするよね。場所によってテンションがちょっと違ったりするからさ。それで貴景勝にすごいきびしかったりね。でも自分とこの弟子にはきびしくなるもんか。

把瑠都-最近は中継以外でも相撲の番組増えましたね。

玉ちゃん-増えた増えた。ちょっとした相撲バブルがきてるよね。場所前のがっぷり総見(BSフジ「感動!大相撲がっぷり総見」)がおもしろいよね。あれ楽しみだな。この間、MCの唐橋ユミさんに会ったときに、毎回見てるよってアピールしといたら、ツイッターに書いてくれてたみたい。

把瑠都-この間は総選挙もやってましたよ。

玉ちゃん-あれ、いつも相撲行くメンバーと見てたんだよ。一緒に番組やってるスタッフなんだけど。オレが子供のころに見てたのって、一番最初は輪島と北の湖、高見山とかの時代で、小学校のころだよね。貴乃花んときも見てたかな。真剣に見始めたのは、朝青龍くらい。そのあと把瑠都さんとか出てきてさ。だから総選挙は盛り上がったよ。本当に相撲って知れば知るほどおもしろくなる。それだけ歴史のあるものだからね。今は入口がばっと広がってるからさ、いろんな人がもっと興味をもってほしいね。文化だからさ。

把瑠都-玉さん、ここ(スナック玉ちゃん)以外の飲み屋でも見ます?

玉ちゃん-そうね。家で見るのもいいけど、行きつけの飲み屋とかで見るの好きなんだよー。よくさ、飲み屋に1台テレビあったりするじゃん、こう上の方だったりに。あれ見るの好きだな。あれを知らねー人と一緒に、しゃべるわけでもなく見てて、「あー……。やっぱりなぁ」みたいな。別にしゃべらないけど、相撲を通してコミュニケーションとってる空間って好きだよ。

つづく・・・・・・

玉袋筋太郎(玉ちゃん) たまぶくろ・すじたろう

東京都西新宿出身。高校卒業後、ツービートたけしに弟子入り、1987年水道橋博士と浅草キッドを結成。相撲のほかスナックをこよなく愛し、赤坂に「スナック玉ちゃん」を開店。10月1日(日)12時より、「スナック玉ちゃんうっかり八周年」を渋谷カルチャーカルチャーにて開催。前売り:3000円、当日:3500円(1オーダー制) 問合せ:03-3599-2390

把瑠都 ばると

エストニア出身。2004年五月場所で初土俵、2010年五月場所で大関に昇進し、2012年一月場所で幕内最高優勝を飾ったが、2013年九月場所で惜しまれつつ引退。その後は実業家、タレントとして活動。5カ国語を操るなど多才さと持前のキャラで活動の場を広げ、9月30日より東京で、11月4日より京都で上演される「グリーンマイル」では舞台に初挑戦。https://www.greenmile-stage.jp

 

photo:Kaori Murao

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