早稲田大学相撲部その②

もうすぐ桜の季節。4月からは学生相撲のシーズンもスタート!
早稲田大学相撲部の新主将若林魁(わかばやし・かい)さん、新副主将橋本侑京(はしもと・ゆきひろ)さんにお話を伺いました。

スポーツ科学部ならではの情報交換

――出稽古には行きますか?

若林さん(以下、若):自分たちが行くより、来てもらうほうが多いです。
橋本さん(以下、橋):年に1回は日体大に行きますね。シーズンが始まる前に行って、1部の上位校とやってみて、感触を確かめています。
若:基本的にはあんまり出稽古には行かないですね。自分たちから行くのは日体大ぐらいです。法政はうちに来ますね。

――ほかの運動部との交流はありますか?

橋:スポ科(スポーツ科学部)なんで、友達はいっぱいいます。自主トレとかもウェイトリフティング部の友達に教えてもらったり、一緒にやったりしますね。

 

新主将の若林魁さん。平成29年東日本学生個人体重別選手権115kg未満級で第3位!阿武咲関、貴景勝関と同い年。

新副主将の橋本侑京さん。平成29年東日本学生個人体重別選手権135kg未満級、および全国学生個人体重別選手権同級で優勝!今年も連覇を期待!

――お二方ともスポ科だそうですが、どんな研究をされているんでしょうか。

若:僕は、戦術とか戦略のゼミに入っています。卒論はまだ決まっていませんが、相撲において立ち合いがどのぐらい勝敗に影響するかっていうのを統計的にとってみようかな、と思っています。
橋:自分は武道系のゼミに入っていますが入ったばかりなんで、テーマはこれから考えていきます。

――さきほどコーチにもお話をうかがったのですが、一番人数の多かった4年生が卒業してしまい、来年は寂しくなりますね。

若:4年生5人いましたからね。寂しくなります。

橋:4月から新1年生で入って来る人は、1人は決まっています。団体戦は5人制なんでなんとか出られるんですけど、誰も怪我できないっすね(笑)

少年時代から知る阿武咲関や貴景勝関は、やはり気になる存在

――そうですね!怪我は気をつけないと。橋本さんはご出身が東京ですが、それでも寮生活なのですね。

橋:平日の練習は授業が終わってからなんで、終わるのも遅くなりますし、逆に土日の稽古は朝9時からと早いです。寮は相撲道場のすぐ隣なんで、ラクなんです。
若:朝9時からの練習だったら。最悪8時半に起きればなんとかなります(笑)

――お二人はごきょうだいはいらっしゃる?

若:3人兄弟のまんなかです。弟は昔、相撲をやっていたんですけど、高校に入るときに辞めちゃって。一番上は、今はもう就職しています。
橋:自分は3兄弟の一番下ですね。一番上がアメフトをやっていて、真ん中が相撲やっています。

――3兄弟って多いんですね……大相撲でも大波3兄弟が注目されています。ところでお二人は、大相撲は見ますか?

若:ぼちぼち…見ますね。
橋:先輩は、ライバルが阿武咲関なんです。
若:そんなことはないです!

――同い年とか……?

若:はい。阿武咲関とか貴景勝関は同級生で昔から知っているので、応援しちゃいますね。阿武咲関とはしゃべれるんです(笑)。スカウトされた高校が同じだったので、一緒に進学する予定だったんですけど、結局お互い違う学校に行っちゃって。

――そうなんですね。同い年の関取が活躍していると励みになりますね。橋本さんは、取り口など参考にしている力士はいますか?

橋:自分はまったく大相撲を見なかったんですけど、大学に入ってから見ることが多くなりました。でも、大相撲までいっちゃうとレベルが高すぎて、『スゲーなぁ』って思ってしまって、自分に置き換えられない感じがしちゃって。『これはできないや』って。特にアマチュアとは呼吸の感じが違うなって思います。

大相撲の幕内力士は体の厚みが違う

――幕内の方とか…
若:ぜんっぜん違いますね。大相撲は立ち合いの当たりがすごいから、首がいかれるらしいです!
橋:自分、千代大龍関(九重部屋)が高校の先輩なんで、稽古を見に行って、ぶつかりで胸出してもらったことがあるんですけど、あれはヤバいっすね(笑)。絶対勝てないです!
――立ち合いは相手を殺す気でぶつかっているって言ってますもんね。
橋:ほんとにほんとに、あれは無理です!どこから襲いかかっても絶対に勝てないなって思います。
――なにが違うんですかね?
橋:体の厚みとか、やっぱり違いますね。
若:カッチカチだもん。

早大相撲部のお話はまだまだ続きます!次回はトレーニングについてのお話です。

PHOTO:Tetsu Takiura

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シーズンを前に、稽古に一層熱が入ります。

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