「感動!大相撲がっぷり総見」新春SP 収録に潜入!

本場所前のお楽しみといえば「感動!大相撲がっぷり総見」(BSフジ)。初場所前は新春スペシャル! 1月5日(土)お昼の12時から、いつもより30分拡大の2時間バージョンでがっぷりお届けです。今回も「おすもうさん」は収録現場にお邪魔して、朝日山親方&唐橋ユミさんのMCコンビと、スペシャルゲストとして登場した照強関&炎鵬関の注目若手コンビにお話を伺ってきました!

新春スペシャルということで、収録はいつもの朝日山部屋を飛び出し、両国ビューホテルへ。国技館を見下ろす11階のスカイバンケット「エトワール」よりお届け。

【新春スペシャルの見どころはココ!】
●豪華なゲスト陣!
MCの朝日山親方と同世代のレジェンドが集結! 第66代横綱若乃花の花田虎上さん、そして南海のハブの異名をとった元小結・旭道山和泰さんが朝日山親方とともに懐かしい当時の思い出トークを披露。そして、現役力士からは今年幕内昇進が期待される注目の若手、照強関(伊勢ヶ濱部屋)と炎鵬関(宮城野部屋)が。レジェンドと現役若手が一緒に九州場所での取り組みを解説するなど、新旧相撲話に花を咲かせます!

●懐かしの映像も満載!
レジェンドゲストの現役時代のお宝映像もたっぷり見れます!

和やかムードで、モニターの映像を見る出演者のみなさん。

●豪華プレゼントも!
ゲストも豪華なら、プレゼントも豪華! 見逃せません。

放送は……
新春1月5日12時~13時55分 BSフジにて

 

収録を終えた出演者の皆様にお話を伺ってきました! まずはMCの朝日山親方と唐橋ユミさんです~。

―新春スペシャルということで、ゲストも豪華でした!
唐橋:元横綱3代目若乃花の花田虎上さん、元小結の旭道山さん、そして元関脇・琴錦の朝日山親方というレジェンド3人と、20代前半の現役力士、照強関と炎鵬関。レジェンドのみなさんが、関取衆の話を「新人類が来た!」みたいな感じで聞いているのが、横で見ていてすごくおもしろかったです。特に照強関は、自分の考えをはっきりおっしゃるので、公開討論会みたいになっていたのも、いつもとは違う雰囲気になっていたのではないでしょうか。
朝日山:照強は幕下のころから知っているので、なんでも言える関係です。
唐橋:若手が意見を言える雰囲気というのが、朝日山親方にはあるのかなって思いました。友だちみたいに話していましたよ(笑)。
朝日山:20代後半の力士ともよく話すのですが、彼らはどちらかというと我々寄りで、昔ながらの考え方でした。でも20代前半となると、ガラリと変わるんですよ。照強だけが特別なわけじゃなくて、あの世代はみんな、あんな感じでしょう。

―風が変わったというのを感じますか。
朝日山:感じます。だからといって、「親方に対してお前なんなんだ」とか「生意気」とか、私は全然思いません。こんな感じでいいんじゃないでしょうか。若い人の意見を私がパイプ役になって、上に持っていってあげたいなっていう思いもあります。

―さきほど旭道山さんとお話しをしたら「今日は戦友といられるからすごく楽しい」とおっしゃっていました。
朝日山:そうですね。お世話になった先輩(旭道山さん)と、尊敬できる後輩(花田虎上さん)。年に数回、こういう機会でしか会わないけれど、会うと昔の話で盛り上がって、今日みたいに収録どころじゃなくなってしまうところもありますね(笑)。

―今日もかなり盛り上がっていましたね!朝日山親方は旭道山さんのことを「旭(きょく)ちゃん」、旭道山さんは親方のことを「まっちゃん(本名が松沢さん)」と呼んでいらっしゃるのも、素敵な関係でした。
朝日山:旭道山さんは4年も先輩なんだけど、現役のころから「旭ちゃん、旭ちゃん」って呼んでいました。だから、照強みたいなところが私にもあったんですよ(笑)。

―たしかに親方、現役時代はとがっている印象でした!当時の新しい風でした。照強関の気持ちがわかる、ということもあるのでしょうか。
朝日山:同じものを感じるところがありますよ。照強はやんちゃだけど、しっかり聞く耳を持っています。炎鵬はおとなしいけれど、芯はしっかりしていますね。体格や取り口もそうですが、性格も炎鵬は舞の海さんぽいなって思いますね。

―あらためて、番組の見どころを教えてください。
唐橋:なにしろ盛り沢山です!レジェンドが語る現役力士の取組のポイントが、すごくわかりやすかったですね。現役力士がレジェンドからアドバイスを受ける感じが新鮮でした!
朝日山:今まで、現役力士にゲスト出演してもらったんですが、なかなか話がまとまるということがなく、ダラダラと(笑)話しているという感じでした。でも今日はテーマに沿って話をすすめることができましたね。我々が照強に助けられたっていうところもあったんじゃないかな。
唐橋:照強関はMCできると思います!親方と2人でラジオ番組とかやってほしいです。絶対楽しいと思います!
朝日山:我々じゃ知名度低すぎてダメだよ……
唐橋:現役力士の方にご出演いただくと、本場所も肩入れして見ちゃうこともありますね。これからも、いろんな方に出演していただきたいです!
朝日山:唐橋さんもお忙しいとは思いますが、ぜひ国技館に早い時間から足を運んでいただきたい。
唐橋:東京の本場所は、毎場所必ず行っていますよ~
朝日山:変装しまくってね。着ぐるみ着たりして(笑)

最後はお2人ならではの楽しい掛け合いに。息ぴったりなところは1月5日の放送でもお楽しみに!

朝日山 宗功(あさひやま・ひろかつ)
元関脇・琴錦。昭和43年6月8日生まれ、群馬県高崎市出身。現役時代は優勝2回、殊勲賞7回、敢闘賞3回、技能賞8回。平成12年9月場所で引退。平成28年に朝日山を襲名、千葉県鎌ケ谷市に朝日山部屋を創設。
唐橋ユミ(からはし・ゆみ)
昭和49年10月22日生まれ。福島県喜多方市出身。フリーアナウンサーとして、「感動!大相撲がっぷり総見」(BSフジ)以外に「サンデーモーニング」(TBS)、「深夜に発見!新shock感~一度おためしください~」(テレビ東京)などにレギュラー出演中。テレビ・ラジオ・CMで活躍中。

続きまして、注目の若手・照強関&炎鵬関! 収録中も取組と同様積極的なトークで盛り上げてくれた照強関と、見た目の印象通り、シャイで恥ずかしがり屋な印象の炎鵬関。対照的な2人ですが、同学年ということもあり、意外と仲良しなんだそうです。

「おれ、レギュラーになっていいですか」(by照強関)

―収録お疲れ様でした。実は以前、朝日山親方に次の準レギュラーとして注目の関取は誰ですか?とお尋ねしたら、照強関とおっしゃってたんです。
照強:いや、準レギュラーじゃない、おれ、レギュラーになる! 親方、レギュラーになっていいですか。
朝日山親方:いいよ。

―前回親方は、十両のけつっぽにいたんじゃだめだから、もう少しっておっしゃってましたが、そろそろいいんじゃないでしょうか。
朝日山親方:そうだね、じゃぁ、炎鵬と照強の2人に何かコーナーを設けたいと思います。

―どんな企画がいいですか?
照強:「小兵が行く」。

―どこに行きましょうか?
照強:お化け屋敷。っていうか、「小兵がいく」ってコーナー名にしたら、別にどこ行ってもいいじゃないですか!

-いいですね、小兵が行く。
照強:炎鵬と僕で。

―炎鵬関とは普段から仲がよろしいんでしょうか?
照強:はい。

―ほかにごはんなんか一緒に行ったりされるのは?
照強:千代大龍関とは巡業中毎日っていうか、しょっちゅう2人で行ってますよ。

― 一門も年齢も違いますよね。
照強:僕の方が年下です。なぜかわからないけど、同じ匂いがするんですよね。

―何食べることが多いんですか?
照強:焼肉が多いですね。寿司、焼肉ですね。でも、このあいだ京都でおばんざいの店に行ったんです。京都っていったらおばんざいだろうって話になって、「え~おばんざい?」って言ったんですけど、大龍関が「いいから、兄弟~行こうよ」って言われてついて行ったら、「マジでうまくね!」って絶賛して帰ってきた。

―煮物とか?
照強:おからとか、煮物とか、トマトのジュレかかったやつとか。

―それはしゃれてますね。
照強:トマトにだしのジュレがかかってて、それがめっちゃうまかった。フルーツトマトで、それ3つ食べました。あと茄子の煮びたしとかね。

―お店はネットとかで探すんですか?
照強:大龍関が勝手に探してくるんですよね。どこで探してきたかはわからない。

―千代大龍関は飲まれる?
照強:飲まない。僕も飲まないんで、いい。

―へぇ~。いろいろと合うところが多いんですね。では、最後に初場所抱負を。
照強:勝ち越しですね。幕内目指してがんばります。厄年なんですが、厄払いさえすれば飛躍の年ということらしいので。

がんばってください!

照強 翔輝(てるつよし・しょうき)
平成7年1月生まれ、兵庫県南あわじ市出身、
伊勢ヶ濱部屋。
平成22年三月場所で初土俵、平成29年一月場所で新十両、平成30年一月場所は幕下に下がるも一場所で十両復帰。同年五月場所から4場所連続勝ち越し。

 

「今年は幕内で石浦関と一緒に横綱の土俵入りを」(by炎鵬関)

―収録お疲れ様でした! 先ほどは新コーナー「小兵が行く」に朝日山親方のOKがでましたが、照強関はお化け屋敷に行きたいそうですよ。
炎鵬:それはやめましょ。お化けだけは……。

―そうなんですね。視聴者は見たいと思うような気もしますが……。ところで、炎鵬関といえば、「おすもうさん」サイトでは連載をしていただいる元立呼出・秀男さんとのツーショットを思い出します。
炎鵬:そうなんですよ。一度だけですが。去年(2017年)の九州場所ですね。一緒に食事しました。

―秀男さんに炎鵬関どうですかってきいたら、「かわいいね~」って言ってましたよ。
炎鵬:覚えてくれてたんですか!本当ですか!

―はい。一緒に写真見ました。
炎鵬:そうんなんです。写真、撮りましたね。

―取組も見てるそうですよ。
炎鵬:今年(2018年)はお会いできなくて残念でした。

―秀男さんが現役のころは、まだ入門前でしたよね。
炎鵬:呼出さんとか、入門するまで気にして見たことがなかったので、実は知らなかったです。食事に行くときに紹介してもらって。

―お話されました?
炎鵬:それが……、あんまり覚えていないんです。でも、写真を撮ってもらったのはよく覚えています。

―出身が金沢でいらっしゃいますが、金沢といえば卯辰山の相撲場!山の上ですよね?
炎鵬:めっちゃ山です! はい。めっちゃ山です! けっこう歩かないといけないんです。駐車場も遠いですし、車とめてからも山道を行きますから、行くなら5時6時にはいかないと。

―え、そんなに早くに!? でも、卯辰山相撲場は、金沢で相撲をやっている人たちにとってはなじみ深い場所ですか?
炎鵬:聖地みたいな感じですね。

―歴史ありますもんね。
炎鵬:そうですね。高校のとき、そこで金沢相撲大会っていうのに出て、それは100回を超えるくらい古い大会なんです。
*2012年の第96回大会にて、炎鵬関は個人戦で第3位! ちなみにこのときの準優勝は阿武咲関

―同じ金沢出身の輝関は、中学卒業後に角界入りで、その活躍をご覧になってていかがでしたか?
炎鵬:まさか自分がまたこうやって同じ世界でやるとは思ってなくて、その時はただただすごいな、がんばってるなって思って見ていました。でも、今は番付も上まで上がってきましたし、両国の国技館で対戦してみたいです。

―早ければ2019年中には実現するんじゃないですか?
炎鵬:そうですね。年内には幕内に上がりたいですね。

―では、やっぱり2019年の抱負は……。
炎鵬:はい。幕内です。横綱にも石浦関と自分と3人で土俵入りできたらいいねって言われているのでそれを実現できるよう、がんばります。

―幕内上がられたら、幕内に石川勢が3人にになりますね。輝関と遠藤関と。
炎鵬:はい。遠藤関もずっと憧れてる人なので、一度対戦してみたいです。

金沢対決、楽しみにしています!

炎鵬 晃(えんほう・あきら)
平成6年10月生まれ、石川県金沢市出身、
宮城野部屋。
金沢学院大学卒業後、平成29年三月場所で初土俵、平成30年三月場所で新十両、一場所で幕下に陥落するも、同年九月場所で再十両。九月場所・十一月場所ともに9勝を上げる。

 

見ごたえたっぷりの「感動!大相撲がっぷり総見 新春スペシャル」は1月5日12時~BSフジにて放送です!お見逃しなく!!

photo:Kaori MURAO

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