秀男さんお出かけ企画その① カフェのらくろへ炎鵬に会いに行くの巻

元立呼出し、そして“土俵の妖精”こと秀男さんのお出かけシリーズ第一弾です! 

最近はめったに電車に乗ることもないという秀男さんが、重い腰を上げ向かった先は宮城野部屋近くにある名店「cafe のらくろ」。ここで待ち合わせをしていたのは、今場所新入幕で土俵を沸かせている炎鵬関! ついに炎鵬×秀男の対談が実現しました。いつもの秀男節も健在です!

念願かなっての初のらくろ!

炎鵬:今日はわざわざすいません。遠くまで。
秀男:いや、ぜんぜん知らなくてさ。宮城野部屋が引っ越したってのを。
炎鵬:あ、そうなんですか。5年くらいになります。僕が入ったときはこっちだったんです。
秀男:そうなの。
炎鵬:はい。だから前の部屋のことは知らないんです。
秀男:あ~そう。

―のらくろ珈琲ご存知ですか?って聞いたら知らないっておっしゃって。宮城野部屋の近所ですよって言ったら、「宮城野部屋の近所にそんな喫茶店はない」って言い張られて……。実は引っ越ししてたんですね。

炎鵬秀男:あはははは。

―今日は念願かなって、秀男さん初のらくろです。

秀男:ここよく来るの?
炎鵬:そうですね。ちょっとお腹が減ったときに。夕方とか。ここは夜もやってるんです。あと、休みの日は部屋でごはんをつくらなくて自由なんです。なので、休みの昼とかよく来ますね。

 

(対談風景を撮影しながらだったため、カメラ目線になってしまう炎鵬関)

炎鵬:どうしてもカメラ見ちゃいますね(笑)。
秀男:スターだからね。
炎鵬:いやいや・・・・。慣れないもんです。
秀男:忙しいでしょ。
炎鵬:そうですね。幕内上がってからは毎日取材が入っていて。今日も実はここへ来る前にひとつ取材があったんです。

―今日はテレビですか?

炎鵬:今日は雑誌です。週刊誌でした。
秀男:女性問題だ。
炎鵬:違いますよ! そんなスキャンダルとかでは載らないように(笑)。
秀男:もういたりしてね。

―いや、でも毎場所、秀男さんに総評していただくんですが、いつも炎鵬関がいい、いいっておっしゃるんですよ。

炎鵬:嬉しいです。
秀男:ふふ。

炎鵬関の魅力とは?

―秀男さん、炎鵬関のどんなところがお好きですか?

秀男:こんなに勝つと思わないところかな。
炎鵬:そう思っていただいてたほうが、こっちは取りやすいです。いい意味で裏切れるというか。負けたら、あーやっぱり負けたってなりますが、勝つとすごく喜んでもらえますし。
秀男:勝てると思ってないもんね~。
炎鵬:負けてもなんで負けたんだって言われることはないんで(笑)。
秀男:ははははは。
炎鵬:まぁ、そうだよねで、勝ったらよくやった!って言われて。その分、得じゃないですがいい面かもしれないです。
秀男:あとは、NHKの解説がどういうふうに言うかだよね。
炎鵬:今まで自分の取組の放送は見たことなかったんですが、幕内に上がると必ず毎日放送されますし、ちょっと気になりますよね。北の富士さんとか舞の海さんが何と言われてるんだろうって。けっこう周りの人から、こんなこと言われてたよって教えていただくことも多いです。こうすればよかったとか、そういうアドバイスは聞きたくても聞けないのでありがたいです。
秀男:十両のときから幕内と稽古してたんでしょ。
炎鵬:いや、十両のときは幕下と稽古してましたね。あんまり十両とも稽古しませんでした。体がまだまだで、十両と稽古すると痛くなってしまうこともあったんです。
秀男:あんまり稽古すると作戦がバレるからね(笑)。
炎鵬:あんまり手の内見せないようにっていいますけどね(笑)。まぁ、本番で勝てば。
秀男:今場所は勝ち越せると思う?
炎鵬:いや……。実はまだ自信はないです。今日は一門の連合稽古でしたが、その感じだとちょっとどうかなって。
秀男:石浦とかどうなの? 石浦とかもう手の内覚えられちゃってるんじゃないの?
炎鵬:いや、関取はやっぱり体がぜんぜん違いますし。今日の連合稽古では僕は宝富士関と初めて稽古させていただいて、もう腕だけで止められました。それで一歩も動かなかったです。やっぱり幕内は恐ろしい世界だなと実感しました。
秀男:でも本番だとまた違うんだよね。
炎鵬:はい。多分相手のほうがやりにくいと思うんです。
秀男:だろうね。
炎鵬:そこをうまく利用できれば。
秀男:へへへへ。

―作戦を練ってから取組に向かう派ですか?

炎鵬:うーーーん……。例えば、力士によってはたきに弱いとか、こういう形にならないと力が出ないというのがある場合は研究します。でも組んでもよし、離れてもよしという何でもできるタイプの人はあまり考えないです。もう出たとこ勝負みたいな。カンで。直感でいきます。そのほうがいろんな動きが自然と出るんで、相手も嫌だと思うんです。これって決めちゃうと、それ失敗したときに他の手がないから簡単に負けちゃうので、あんまり決めないように。
秀男:俺たちみたいに素人はさ、
―え!素人じゃないですよ!
秀男:いやいや素人だよ。十両と幕内は大して変わらないと思うんだよね。
炎鵬:そうですか!?
秀男:そう見えちゃうんだよ。
炎鵬:呼出しさんは土俵の下で見られてるじゃないですか、それでもそんなに力の差は感じないものですか?
秀男:十両に毛の生えたくらいかな、くらいしか見てないね。

秀男さんに呼び上げられたかったです……(炎鵬)

―呼出しさんの呼び上げは、土俵下ではどんなふうに聞かれているんですか?
炎鵬:緊張してて、実はあんまり聞こえてないですね。でも、それまで土俵の下でいろいろ考えてるんですが、呼出しさんの呼び上げの声でスイッチが入ります。秀男さんに呼ばれてみたかったですね。
秀男:え?
炎鵬:秀男さんに一回呼ばれてみたかったです。
秀男:や~だよぉ。呼びにくいやつだもの。
炎鵬:え!呼びにくいですか!
秀男:「炎鵬」って呼んだことないけど、どうかな……。
炎鵬:2文字は呼びにくいって聞きました。
秀男:2文字は一番呼びにくいね。
炎鵬:5文字はどうですか?
秀男:いや、5文字が一番簡単なんだよ。
炎鵬:2文字より5文字というのは、文字数が増えていくほど呼びやすくなるんですか?
秀男:うーん、文字数が増えるとごまかしがきくからね。
炎鵬:そうなんですか。宇良関とか難しかったとか。
秀男:そうね。
炎鵬:でも、秀男さんに呼んでもらうには一番上まで行かないとだめですね。
秀男:それも難しいね(笑)。
炎鵬:でもそういう目標があればがんばれます。
秀男:目標は必要だよね~。
―秀男さん目標は?
秀男:ないですよ~。
炎鵬:なかったですか……。
―でも立になるぞっていう目標とか。
秀男:立になっても明日どうやって時間潰そうかってね。
炎鵬:立になられたら、夕方の6時前が出番じゃないですか。それまで何やられてたんですか?
秀男:何もやってないよ。
炎鵬:両国には来られてるんですか?
秀男:(笑)来てるよ。朝11時頃には入ってるよ。
炎鵬:ずっと呼出し室で待ってるんですか?
秀男:うん。別に他に用事がなかったらね。ただいるだけ。
―お客さんが訪ねて来られたりってのがありますよね。
秀男:そいうこと。
―おしゃべりして、お茶を飲んで?
秀男:そう。時間待ちだね。

炎鵬:土俵は何回上がっても緊張するものですか?
秀男:初日は誰でもそうだと思うよ。
炎鵬:秀男さんでも?
秀男:うん。前の日にいくら発声練習しても、当日どうかわかんないからね。土俵に上がる前に声出して練習してる人もいるんだよ。俺も1回やったことあるんだけど、やっぱりやめようって思った。
炎鵬:一発勝負で声出すんですか?
秀男:そう。というのも、練習するところと土俵の上では空気が違うでしょ。
炎鵬:そうですね。イメージだけで?
秀男:今日はどんな声が出るかわかんないじゃない(笑)。そういう緊張感はあったね。
炎鵬:そこは呼出しさんも力士もいっしょですね。
―柝(き)を入れるのは緊張しないですか?
秀男:しないよ。
―変な音出しちゃったとかないんですか?
秀男:それはあるよ。
―あ、あるんですか。
炎鵬:呼出しさんが叩く音と素人が叩く音は全然違いますよね。
―いい音ですよね。
炎鵬:巡業中とか、たまに柝をすもうとりがふざけて叩いたりするんですけど、すぐわかりますもん。音がぜんぜん違います。

アルコールは毎晩入れているからね(秀男)

―炎鵬関、お酒は?
炎鵬:ちょこっと。弱いですけど。昨日、知り合いのお店に行ってたんですが、友綱親方がいらしてて、一緒に飲ませていただきました。
―モンゴルの方ってお酒強いイメージですよね。
秀男:強いよ。もろい人もいるんだろうけど、だいたい強いね。寒いところにいるからね。
炎鵬:もともと飲んでる物が違いますよね。ウォッカとかが主流なんです。ビールとかに比べるともう。
―関取は何を?
炎鵬:なんでも。好きなのもないし、嫌いなのも。あ、でもお酒(日本酒)が嫌いです。嫌いですけど、飲めと言われれば飲みます。秀男さんお酒お強いんですか?
秀男:あんまり(笑)
―えー。毎晩飲まれてますよ!
炎鵬:何を飲まれるんですか?焼酎ですか?
秀男:今はもう焼酎だね。うちではビールばっかりよ。
炎鵬:でもお酒って体にいいっていいますよね。
秀男:そうね。
―実はさっき、久しぶりに記者さんとお会いになって、「お元気そうですね」って言われたら「アルコール毎晩入れてるからね」っておっしゃってましたよね。
炎鵬秀男:ははははははは。
炎鵬:え?今日も?
秀男:いやいや。今日は入ってないよ(笑)。
炎鵬:僕は晩酌は絶対しないですね。一人で飲むことは絶対ないです。さびしくはないですか?
秀男:飲むってことがさびしい(笑)?
炎鵬:いや、飲むことはさびしくないですけど、一人だと……。
秀男:あー。
炎鵬:誰かと一緒だと会話したりして楽しいんですけど、一人だともくもくと飲んじゃうから……。
秀男:悪酔いしちゃうわな。

炎鵬:秀男さん、休みの日は何されてるんですか?
秀男:何にもしないよぉ。
炎鵬:出かけたりはされないんですか?
秀男:出かけない。
炎鵬:お家の中にいらっしゃるんですか?
秀男:うん。
炎鵬:今でも相撲はごらんになってるんですか?
秀男:見てますよ。
炎鵬:BSから見られるんですか?
秀男:見るよ。
―秀男さん時代劇がお好きなんです。炎鵬関は?
炎鵬:僕はテレビがないんで。
秀男:なんで?部屋がないの?
炎鵬:いや、部屋は関取になって個室をいただいたんですけど、時間があったら休みたいので、テレビはあまり見ないかなと思って。置いてません。
秀男:ほー。変わってるね。さびしいだろ。
炎鵬:さびしいですね(笑)。そもそもさびしがり屋なんです。

―Youtubeとかはごらんになる?
炎鵬:Youtubeは見ますね。でも、たまに相撲の動画が関連動画で出てくるじゃないですか。あんまりプライベートで相撲のことは考えたくないんです。強くなりたいなら日頃から考えとけって言われるんですが、疲れちゃうじゃないですか……。だからYoutubeで相撲出てくるとうわぁ~って(笑)。
秀男:(笑)

―テレビといえば、『VS嵐』(フジテレビ)に出演されましたね。
炎鵬:はい。
秀男:それに出るの?
炎鵬:はい、チーム大相撲で出たんです。
秀男:へ~。あれ、上に上がるのは大変だね。(おそらくロッククライミングのように壁を上る「クリフクライム」のこと)
炎鵬:あー、あれはなかったです(笑)。あれは誰も登れないです。比較的やさしいゲームばっかりでした。吹き矢とか、ボール蹴ったりとか。
―あれ、力士は危険ですね。それにして秀男さんよくご存知! 最近力士の方はよくテレビ出られますね。
炎鵬:そうですね。いい意味で注目度も上がってますし。
―炎鵬関とか新しい世代の力士も多いですしね。
炎鵬:僕は24歳なんですが、同い年の関取がほかに9人*もいるんです。
*2019年五月場所番付で
―大豊作です。
秀男:今場所はやれると思ってるよ。
炎鵬:はい。10番くらい、二桁がんばりたいです。
秀男:それぐらい目指さないとダメだよ。結果的に7番でおわったとしてもね。
炎鵬:そうですね。勝ち越しって思ってると7番とかでおわっちゃうので、10番とか二桁を目指して。二桁勝ったら三賞もあるかもしれないですし。
秀男:技能賞ね。
炎鵬:はい、とりたいですね。

special present!

炎鵬×秀男 ダブルサイン入り!おすもうさんクリアファイルを2名様にプレゼント

受付を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!

<ご応募方法>
件名を「炎鵬と秀男プレゼント希望」としていただき、お名前、メールアドレス、「おすもうさん」サイトでおもしろかった記事を3つご明記のうえ、info@osumo3.comまでご応募ください。締め切りは2019年6月14日まで! 応募者多数の場合は厳正なる抽選のうえ、ご当選者のみメールにてご連絡いたします。
*お預かりした個人情報は、適切に管理し、プレゼントの発送やサイト制作の参考にさせていただく以外の目的で使用いたしません。

取材ご協力いただいたのはコチラ

cafeのらくろ

宮城野部屋と目と鼻の先にあるレトロな喫茶店。手づくりパンと卵料理、ハム、サラダ、ドリンクなどがセットになったボリュームいっぱいのモーニングや喫茶店とは思えないクオリティの食事メニューは力士にも大好評!差し入れにもぴったりな名物テイクアウトメニュー「パーティ―サンド」は宮城野部屋所属の行司さん、式守勘太夫さんもおすすめです。

東京都 墨田区京島3-54-10
tel:03-3611-3801
HP  facebook  instagram

 

パーティーサンドは食パンの中にサンドイッチがぎっしり!これで750円!

秀男さんお出かけ企画その② 秀男さんと屋形船に乗る!の巻
参加者募集中!

おいしい天ぷらを食べながら、風流な屋形船で秀男さんと楽しいひと時を過ごしましょう!

浦安を出航して、夜景のスカイツリーを周遊する2時間半のコース。
船内では秀男節炸裂のトークショー、そして秀男さんの美声をカラオケと呼び上げで堪能。
そのほか秀男マスターを決めるクイズ大会など盛りだくさん。
さらに、秀男さんトークショーの聞き手として、相撲ファンにはお馴染みの日刊スポーツ新聞社・佐々木一郎さんの乗船も決定!

詳細はコチラ

おまけ

秀男:あんまり変わんないよ。
炎鵬:変わらないですね。でも秀男さん、すごくやわらかいです。

photo:花井智子

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