「30代木村庄之助の相撲字講座」開催レポート!

4月21日(土)快晴。気温がぐんぐん上昇するなか、おすもうさん主催の初イベント「30代木村庄之助の相撲字講座」が開催されました。
場所は浅草橋・光雲堂3階のイベントスペースです。光雲堂さんは、行司さん御用達の書道用品専門店。今回のイベントにぴったりの場所です。

開始前から和気藹々としたムードに

朝10時を過ぎ、お申込みいただいた方が次々にいらっしゃいました。席は自由席。みなさん前から順にお座りになります。開始予定の10時半まで少し時間に余裕があり、講師の30代庄之助・鵜池さんがお一人おひとりとおしゃべりを。名古屋からいらした方とは、「金山体育館のときは冷房がないから暑くて暑くて…」と、かつての名古屋場所の思い出をお話しされていました。

10時半、講座スタート。まずは筆のおろし方を実演。サイトでも紹介しましたが、歯でちょっと噛んで、それから手でほぐします。生徒さんお一人おひとりの筆のほぐし具合をチェックしてくださいました。

相撲字の名手が書いているところを間近に見られる!
生徒さんには直接ご指導!

筆の準備ができたら、いよいよ実戦!まずは、相撲字の基本である「山」「川」から。鵜池さんが書いているところを生徒さんが見学。筆の運びやポイントを確認し、席に戻ってひたすら書き続けます。鵜池さんは会場を周り、お一人おひとりの筆運びをチェック。丁寧にご指導くださいました。

「山」「川」の次は、「花」「海」「錦」へ。こちらも同様に、鵜池さんのお手本書きを見てから実践へ。

終了予定時間の12時が近づき、生徒のみなさんには「今日イチ」の出来の作品をお持ちいただき、鵜池さんが朱で添削を。みなさん、とてもお上手でびっくり!

「稀勢の里」「北勝富士」など初めてお書きになる四股名も

添削後は、生徒さんが好きな文字を鵜池さんに書いていただくリクエストタイム。ご自分のお名前や贔屓の力士の四股名など、ご要望はさまざまです。みなさん、鵜池さんの見事な筆さばきと、見とれてしまうほど素敵な相撲字に感動していらっしゃいました!予定時間を大幅に過ぎ、13時頃に講座は無事終了いたしました。

今回の相撲字講座には、大阪や名古屋など遠方からおいでくださった方もいて、おすもうさん編集部一同、感激です! みなさんの相撲愛にじかに触れることもできました!

初めての開催とあって、至らぬ点もありましたが、反省点をいかし、ぜひ第2回開催に向けて動き出したいと思います。
詳細は決定次第、当サイトやツイッターで発信するので、要チェックを!

追伸)講座終了後、鵜池さんと食事をしたお店に、なんと31代木村庄之助さんの書が!鵜池さんとほぼ同期で一番仲が良かったそう。店主は中高大と相撲部で活躍された方で話が弾みました。相撲って相撲を呼びますね!

今回、お世話になった光雲堂さんは江戸から8代続く書道用品の老舗。
行司さんをはじめ、相撲関係者が多く訪れます。
鵜池さんのご愛用の筆「照雲」(3,500円、税別)はこちらのオリジナル商品です。
名手と同じ筆で相撲字を書いてみよう!

光雲堂
東京都台東区浅草橋1-30-11
☎03-3861-4943
http://www.ko-undo.com
10:00~18:00 日・祝休み

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