月: 2025年3月

  • 木村庄之助さん昇進記念!トークショー with 佐々木一郎さん 開催レポート

    木村庄之助さん昇進記念!トークショー with 佐々木一郎さん 開催レポート

    2025年2月23日、浅草見番にて開催された、39代木村庄之助さんと、日刊スポーツ新聞社・佐々木一郎さんのトークショーの模様をお届けします。

    当日は、トークはもちろん、庄之助さんの私物展示、相撲字実演、庄之助さん直筆色紙争奪クイズ大会などで、お楽しみいただきました。

    今回も、ご参加の皆様から事前にたくさんの質問をいただき、まずは、それにどんどんお答えいただきながらトークスタート!

     

    立行司は行司部屋でどんなふうに過ごしている?

    結びの1番を仕切るのは立行司ですが、庄之助さんは初土俵と初めての結びの一番では、どちらのほうが緊張したのでしょうか?

    「初土俵だと思います。あまり覚えていませんが、おそらく緊張したと思います。今は緊張しますが、ほどほどの緊張ですね」

    そして、場所入りしてからの過ごし方については、横綱土俵入りから結びまでかなり時間があくため装束は一旦脱がれるそうです。帯がかなりきつく、また装束を着るとトイレには行けないのだとか。

    行司部屋での過ごし方は人それぞれで、みなさん担当のお仕事をされていたりするそうですが、立行司である庄之助さんは

    「何もしてないです(笑)。気分を楽にして、モニターで取組をみていますね」

    立行司の庄之助さんと伊之助さんは並んでお座りになっているのですが、お話になることはあるかというと、

    「話しますが、そうぺちゃくちゃとは…。私はそう心がけています。職場ですし、ほかに仕事をしている方の邪魔にならないよう、無駄話はしないように」

    立行司となれば、その立ち居振る舞いも見られる立場。さすがです。

    土俵に向かわれるタイミングについては

    「後半の審判交代が終わって2番ぐらいで着替え始めます。これも人それぞれです。人によってはもっと早めに着替える人もいますね」

     

    幻の大関賞カップほか私物を大公開!

    今回も前回のトークショーに引き続き、庄之助さんの私物をいくつか展示させていただきました。

    ひとつひとつ、展示品についてもお話いただきました。

    今回のイベントの打ち合わせで展示のお願いをしたところ

    「では、あれを持って行きましょう」

    と、とっておきがあるとおっしゃっていたのが、これ!大関賞の優勝カップです。

    骨董市めぐりがご趣味の庄之助さん。これはパシフィコ横浜での骨董市でゲットされたのだそう。

    「ほこりまみれで床に雑に置かれていたんです。こんなのがある!と思って見たら、“北の富士”と書いてあって、これは買わなきゃいけないと思いました。“昭和43年11月場所 優勝 大関北の富士勝昭”と書いてありますが、後で調べたら実はこの場所優勝していないんです」

    えーーー。

    「おそらく間違って作られたものだと思います。ご本人には渡らず返品されて流れたか…本当のところはわかりませんが」

    ちなみにお値段は…‥

    「1万円でした」

    高いのか安いのかわかりませんが、北の富士さんといえば、庄之助さんとは縁の深い方。庄之助さんが入門されたときの部屋の師匠が北の富士さんでした。

    「明るくて人を惹きつけるような方でした。常に親方のまわりには人が集まってきて」

    このカップを見つけたことは北の富士さんには?

    「これは言えなかったですね(笑)」

    このカップ、庄之助さんのご自宅で大切に飾っておられるそうです。

    そのほか、使用されていた筆と「木村庄之助」のハンコが押された庄之助昇進場所(令和7年1月)の番付、愛用の帯、容堂時代の軍配箱と第213世東大寺別当で書家の平岡定海書の軍配などが展示され、それぞれにまつわるお話しをお聞きました。

     

    リクエストに答えて相撲字実演

    庄之助さんに抽選していただいた5名の方から字のリクエストをいただき、5枚の色紙を書いていただきました。

    ご来場者のみなさんには、5グループに分かれ、1グループずつ、庄之助さんのすぐうしろまで来ていただき、その筆使いを間近に見ていただきました。

    書き上がった色紙はリクエストをいただいた方にプレゼント。

     

    庄之助さん直筆色紙争奪 “庄之助クイズ” 大会

    庄之助さんにまつわる“庄之助クイズ”を、「ABEMA大相撲センター試験」*の出題者でもある佐々木一郎さんが作成。マニアックな問題に盛り上がりました! ぜひ皆さんも挑戦してみてください。(正解は本記事の最後にあります)

    *ABEMA大相撲センター試験のウラ話についての記事はこちらからどうぞ!

    Q1 39代木村庄之助が立行司に昇進する前の行司名は、次のうちどれでしょう?

    A 木村恵之助

    B 木村容堂

    C 木村武蔵

     

    Q2 39代木村庄之助が入門した時の所属部屋は次のうちどれでしょう?

    A 九重部屋

    B 井筒部屋

    C 八角部屋

     

    Q3 本場所中、39代庄之助の付け人を務めている行司は式守海之助ともう1人は誰でしょう?

    A 式守風之助

    B 木村龍之助

    C 木村俊太

     

    Q4 39代庄之助は、巡業でバス移動する際、車内で主に何をしているでしょう?

    A radikoでラジオを聞いている

    B スマホでYouTubeを見ている

    C 本を読んでいる

     

    Q5 39代庄之助が愛用しているスマートフォンの機種は次のうちどれでしょう?

    A AQUOS sense9  B Google Pixel 8a  C iPhone15

     

    Q6 39代庄之助が好きなお酒は次のうちどれでしょう?

    A焼酎 Bビール Cウイスキー

     

    クイズに勝ち抜いた5名にこの5枚の色紙をプレゼントいたしました。

     

    クイズ大会のあとは、会場からの質問にお答えいただき、大盛況のうちにお開きとなりました。

    お忙しい中、ご登壇いただきました39代木村庄之助さん、日刊スポーツ・佐々木一郎さん、そしてご来場の皆様、誠にありがとうございました。

    今回ご来場が叶わなかった皆様、ぜひまたの機会にお会いできますことを楽しみにしております!

    <クイズの答え>

    Q1: B、Q2 : B、Q3 : B、Q4 : A、Q5 : C、Q6 : B

    photo/Kaori MURAO

  • 祝!新十両昇進!大辻関インタビュー

    祝!新十両昇進!大辻関インタビュー

    令和7年一月場所、西幕下5枚目で5勝を挙げ、十両昇進を決めた大辻関(高田川部屋)にお話しをうかがいました。

     

    小学生のときには中卒での入門を決めていた

    ――十両昇進おめでとうございます! お気持ちは?

    素直にうれしいです!

    ――出身は兵庫県加古川市。貴景勝関が引退されて兵庫出身の関取がいなかったので、期待も大きいですね。

    いやいや、自分はまだそんな器ではないですが、地元からの応援はうれしいので、がんばります。

    ――相撲をはじめたきっかけを教えてください。

    兄や姉が柔道をしていて、ぼくも小さいころからやっていたのですが、女の子に負けちゃったことがあって・・・。小学2年生のときに兄がやっていた相撲をはじめたらけっこう勝てたので、そのまま続けました。

    ――お兄さんとお姉さんがいらっしゃるんですね。仲良しですか?

    すっごい仲がいいですね。部屋のみんなにびっくりされるぐらいです(笑)

    ――中学を卒業して高田川部屋に入門されました。今は高卒や大卒から力士になる人も多いですが、中学卒業で入門されたのはどうしてですか?

    小学6年生のときには、中学卒業したらプロになると決めていました。迷いはなかったです。

    ――高田川部屋に入門は決めていた?

    知り合いの紹介で、入門前から大阪場所の宿舎に遊びに行っていました。

    ――そうだったのですね。角界入りした同級生がたくさんいます。

    はい。幕内の伯桜鵬、十両の琴栄峰、今回同時に昇進した若ノ勝、いっしょに入門した吉井(幕下)・・・安青錦も生まれた年はちがいますが、学年は同じです。

    ――黄金世代ですね!同級生とはよく話しますか?

    話しますね。

    ――仲がいいのは?

    吉井です!

    ――お二人は入門前から同学年のライバルとして注目されています。今回の昇進について、吉井さんから何か言葉はありましたか。

    「おめでとう」と言ってくれました。

    玉鷲関と対戦して勝つことが「恩返し」

    ――大辻関は、玉鷲関の付け人をされていました。どんなことを学びましたか?

    もう「すべて」ですね。土俵上だと玉鷲関の押しの技術、手や指の使い方までしっかり教えていただきました。オンとオフの気持ちの切り替え方も勉強になりました。玉鷲関は手先が器用で、巡業中も小さい鶴を折ってるんですよ。

    ――これですね。(おすもうさんで玉鷲関のイベントを開催したときの写真を見せる)

    これです!あの大きい手でどうやって折ってるんだろ?って思います(笑)

    ――目指している力士は?

    琴錦関(朝日山親方)です。

    ――F1相撲ですね。

    はい。立ち会いのスピードを重視しています。師匠(高田川親方、元関脇安芸乃島)は琴錦関を苦手としていて(幕内通算9勝39敗)、琴錦関の相撲をよくわかっているので教えてくださいます。

    ――朝日山親方に「目指しています」と伝えたことは?

    ないですね。

    ――これから対戦したい人はいますか?

    早く幕内に上がって玉鷲関と対戦して勝ちたいです。それが恩返しだと思うので。

    ――輝関と若の里関(西岩親方)のような関係ですね。

    そうですね。

    ――では、三月場所の意気込みを聞かせてください。

    きっぷのいい相撲をとって、竜巻を起こしたいです!

    ――ありがとうございました! 応援しています!

    大辻関に一問一答!

    Q:趣味は?

    A:神社めぐり、御朱印集め

    Q:好きなアーティストは?

    A:湘南乃風とNiziU

    Q:休みの日はどうしてる?

    A:寝転んでいるか、ディズニーにいく

    Q:ランド派?シー派?

    A:シー派

    Q:シーで好きな乗り物は?

    A:タワー・オブ・テラー、センター・オブ・ジ・アース、ソアリン

    Q:好きなディズニーキャラは?

    A:プーさん・・・かな

    Q:好きな食べ物は?

    A:エビ

    Q:好きなエビ料理は?

    A:焼いても揚げても炒めても、エビならなんでも好きです!

    Q:嫌いな食べ物は?

    A:トマト、パクチー、酸っぱいもの

    Q:好きな色は?

    A:明るい緑、黄緑

    Q:犬派?猫派?

    A:犬派(実家でイタリアングレーハウンドを2頭飼っている)

    Q:自分を動物にたとえると?

    A:よくいわれるのは、パグとかブルドッグ

    Q:好きなちゃんこの味は?

    A:ちり

    Q:清澄白河でおすすめのお店は?

    A:麺屋 宮本

    Q:高田川部屋のココが好き!

    A:みんな兄弟みたいに仲がいいけど、上下関係はしっかりしているところ

     

    大辻理紀(おおつじ・りき)

    平成15年10月6日生まれ、兵庫県加古川市出身。182cm、138kg。小学2年生から相撲を始め、報徳学園中学校3年時に全国中学生相撲選手権で準優勝。中学卒業と同時に高田川部屋に入門し、平成31年三月場所で初土俵。令和2年十一月場所、17歳で幕下に昇進。令和7年一月場所、西幕下5枚目で5勝2敗の成績をおさめ、十両昇進を決める。

     

    photo/Kaori MURAO

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