おすもう図書室スペシャル 〜おすもう本でスタンプラリー〜④

著書を手に、凛々しい断髪姿の井筒親方！（写真提供／ベースボール・マガジン社）

Q本書で一番伝えたかったことはなんですか？

私の相撲人生の18年間を伝えたかったです。

Q執筆にあたり、苦労されたこと気をつけられたことはなんですか？

言葉で伝えるより文字で伝えることが難しくて、そこが一番苦労しました。

Qタイトルに込められた意味を教えてください。

7回転んでも8回起き上がるという、まさに私の人生と一緒だなぁと、即決でした。

Q表紙や中面で使用されている写真を選ばれた経緯や理由を教えてください。

表紙の写真は、時間いっぱい前のルーティンでもあった腕を前に力を入れる写真がありましたので選びました。

中面の横顔の写真は、２０１０年九州場所千秋楽、本割で稀勢の里関に勝ち、白鵬関との優勝決定戦前に丁髷を直している時の思い出の写真です。断髪式のポスター等でも使用しているくらい気に入ってる写真です。

Q本書へのご家族からの感想について教えてください。

とても読みやすいと評判がよかったです。家族も知らなかったエピソード等があり、笑いあり涙ありな本だと言ってくれます。

Q本書では入門から引退までの相撲内容を振り返っておられますが、改めて気づかれた点、印象深く感じられたことなどはありますか？

最高位関脇という地位につかせてもらい、改めてよく言えば関脇までよく頑張った、悪く言えば、そのもう一つ上にいくには努力が全く足りなかったぁと思い返します。

地元宿毛駅を出た時のことがいまだに昨日のことのように感じます。

Q次に本を出すとしたら、どんな本を出版されたいですか？

第二の人生のことを本にできれば、と思っております。

『七転び八起き　豊ノ島自伝』

井筒大樹著（ベースボール・マガジン社）